「型絵染」で人間国宝となった染色工芸家。色彩と模様に対する天与の才能があり、従来の染色の枠組みにとらわれない、新鮮で創意あふれる作品を数多く制作した。また染色にとどまらない幅広い仕事をし、明快かつ温和な作風を貫き多くの人々に愛好された。緞帳の原画は生涯で3点描いたが、現存しているのはこの港北公会堂の緞帳のみ。

色差しをする芹沢銈介(1980年3月14日)

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